(來源:MSN エンターテイメント)
大人も泣ける傑作アニメといわれる『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』を原案に、戦国時代の武将と一国の姫との身分違いの悲恋を、現代からタイムスリップした少年の目線で描いた『BALLAD 名もなき恋のうた』。『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズでおなじみの山崎貴監督が、最新VFX技術を駆使して作り上げたエモーショナルな時代劇だ。本作でヒロインの廉姫を演じた新垣結衣が、戦国時代の姫の役に挑戦した感想や撮影にまつわるエピソードを語ってくれた。
―― 時代劇は初めてだそうですが、戦国時代の姫を演じていかがでしたか?
新垣:あの時代の姫って、お城の中でずっと過ごしているおしとやかなイメージがあったんですけど、廉姫はすごく活発なんです。家来たちが止めるのも聞かないで馬に乗ったり、「はしたない!」って注意されたりするんですよね(笑)。でも、自分の意思を貫く強さがあって、わたしが理想とする女性に近いと思ったので、演じているのが楽しかったです。
── 確かに、深窓の姫というよりは健康的なイメージの姫でしたね。
新垣:小さな国の姫なので行動的なんですよね。外に出るときはほとんどはかま姿でしたし。だから、メークも白くなり過ぎないようにナチュラルなものにして、まゆもちょっと太めにしているんです。ただ、お城で着物を着ているときは、姫らしくたおやかに振る舞わなければならなかったので、撮影に入る前に専門の先生から動き方を特訓していただきました。
── 新垣さんは幼いころ、姫という存在にあこがれませんでしたか?
新垣:そこまで姫というものにあこがれたことはないんです。小さいときも、お姫様ごっこよりドロ団子を作る方が好きな子どもだったので(笑)。だから、姫の役がやれるからというよりも、この作品にかかわれること自体がうれしかったです。
── 本作はVFXを駆使した作品ですが、完成版をご覧になっていかがでしたか?
新垣:とにかくCGが素晴らしかったです! わたしたちがいた春日城は、城内や門の周りなど、各部分をいろんな地方で別々に撮っていたんですけど、それが完ぺきに一つになっていて、本当に感動しました。まあ、違和感があったら大変なんですけどね(笑)。合戦シーンも想像以上の迫力で、自分が実際に戦場にいるような感覚になってドキドキしました。
── でも、想像しながら演技をするのは大変だったのでは?
新垣:想像しながら撮影することって結構多いんですよ。例えば相手の方がいなくて、自分のリアクションだけをカメラの前で要求されることもよくあるので、鍛えられているのかもしれませんね。後は、スタッフさんが動いてくれたり、合成される映像を現場で見せてくれたりするので、そんなに苦労はしませんでした。
── VFXの名手として知られる山崎監督はどんな方でしたか?
新垣:監督の作品を観させていただいたときに、こだわりが強過ぎて人を寄せ付けないんじゃないかとか、貫録があって近寄りがたいんじゃないかと勝手に思っていたんですけど、実際にお会いしてみたら全然そんなことはなくて。もちろん、こだわりは強いんですけど、むしろ親しみやすい方でした。芝居の打ち合わせのときもわかりやすく説明してくださって、とてもやりやすかったです。
── 又兵衛を演じた草彅剛さんの武士姿はいかがでした?
新垣:甲冑姿は男らしくてステキだったんですけど、廉姫として見ていることが多かったので、これから戦に行く姿なんだと思うと心が重くなってしまって……。だから、甲冑よりも普通の着物姿の方がいいですね。とてもよくお似合いでした。
── 廉姫と又兵衛は幼なじみですが、新垣さんにも大切な幼なじみがいますか?
新垣:幼なじみっていうほどではないんですけど、中学時代の友だちとは里帰りをすると会いますし、ちょくちょく連絡を取り合っています。
── 本作はタイムスリップした少年の視点で描かれていますが、もしも可能ならどの時代にタイムスリップしてみたいですか?
新垣:そんなに歴史は詳しくないんですけど、あえて言うなら弥生時代にタイムスリップしてみたいです。縄文時代は狩りをするのが大変だろうって思うので、弥生時代でおいしいお米を食べて、弥生土器を作ってみようかな(笑)。
── 最後に、過酷な戦国時代を描いた本作から、どんなメッセージを感じましたか?
新垣:ひたむきに生きる戦国時代の人々から勇気と強さを感じました。そして、わたしも一瞬一瞬を大切に生きていこう、今やれることは一生懸命やろう! と思うようになりました。これから映画を観てくださる方にも、この作品で描かれたいろんな愛の形から、何かを感じてもらえたらうれしいです。
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